純恋~sumire~
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ウィーン


「いらっしゃいませ~」



自動ドアを抜けると


面倒くさそーな顔をした店員が


ぁたしたちを迎えてくれた。





「じゃ、ぁたし小説見てるから」


「おぅ」



お互い分かれて行動(?)することにした。




「あッ!ア○サの新作でとるし~」



大好きな作家の新作を見つけ


一気にハイテンション!!!





そこに羽沢がやってきた。


「なに読むん???」



「推理小説」



「はぁ~?もっと軽いの読めよ~」



うっさいなぁ…


あんたに決められる筋合いないし!



「例えば~……コレとか!!!」



「???」



妙にハイテンションの羽沢に一冊の本を渡された。



その本の題名は



“肉体的理論"(みたぃな感じやったはず(汗))




「エロッ!!!!!!!!!!!!」


「いやいや~お前が純粋すぎるだけやって~」



「なッ……」




なにコイツ


なにコイツ!!


「すみませんねえ…」



「今時こんなに純粋な中学生お前ぐらぃやぞ」


「シャラップ」


「いやマジで!!」




うっとぉしいなぁ!


ぁたしにかまわないでよッ!!!




「帰る」


スタスタスタ


「えッ…おい須藤!?」





羽沢の声なんて聞こえない…



いま


ぁたしが聞きたいのは



達也の声だけなのに~~ッ!!!!!!!!!!
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