純恋~sumire~
~♪



「?」



そんな時ケータィが鳴った。



《達也》



「達ッ!?」



ピッ



「もしもしッ!!??」



『わッ!ななななんだよ、そんな驚いて…』



「だだだだだだって…久しぶりなんだもーん!」



『そーいえば、そだな』


「そーだよッ!今まで何してたの!?」


『悪ィ悪ィ…試合近いで自主練やってた(汗)』


「なによそれ…彼女よりサッカーのが大事なわけ???」


「違ぇよ!」


「じゃぁ何よ???」


『…お前に…』


「??」


『お前にカッコいいトコ見せたかったの!(照)』


「……ッ」


電話でじゃ


どんな表情なのかわかんなぃけど…

多分電話の向こうの達也の顔は

すっごぃ真っ赤なんだろーな…


って思ったら

ぁたしもつられて赤くなってしまった。




『お前、顔真っ赤だぞ!(笑)』


「そんなことな…」


ハッ


ちょっと待ってよ??


電話なのになんで分かったの??




『逢いたい』


「ぁたしも…だけど何処にいるかもわかんないのにッ」






『ここにいるよ』



………え????


今の達也の声


受話器から聴こえてきたんじゃなぃ…


もっと近くから……





バッ


振り向いたぁたしの目に飛び込んできたのは―……
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