恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
「うにゃあ~~」

妙な声を出して倒れたあたしは、

むっちゃかっこ悪い状態で、

またもや、天使の、前に醜態をさらしてしまった。


。。。。。。。。




ぶっ



ぶぶっ





ぶあははははっ





笑いの渦。





そこにいた誰もが絶句ののち大爆笑したのだった。

恥ずかしいっ

だけど、しびれて戻らない足で、

動けずにいる私は、

もう畳に穴をあけちゃう勢いで

床に顔を押し付けた。


もう、しんじゃいたい……


「大丈夫か?」

差し伸べられた優しい手は、

まるで王子様のごとく

言わずと知れた天使の手


その手を頼って見上げると


「ぶくくくっ」

涙を浮かべて笑いをこらえてた。


ひぃ、アーメンです。

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