恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
『めんどうだからさ』
一瞬なんだか階段の上においでおいでされたら、
足をちょっと引っ掛けられて、
そのまままっさかさまに落ちていく。
そんな心象風景が、
頭の中で構成されていく。
面倒な
後輩です。
色々すみません。
そう返したいのに、
言葉が出てこない。
目の前の天使がわたしに笑いかけてくれてて、
お話なんてできるようになったっていうことは、
わたしの人生の中であり得ないくらいすごいことなのに、
しかも気にかけてくれてて、
これ以上何も望むことなんてないはずなのに、
心がちくちくしちゃう。
「どした?」
先輩の問いかけに、
無理やり笑顔を作って首を振るだけで精いっぱいだった。
ああ神様欲深いソラコに天罰をください。
一瞬なんだか階段の上においでおいでされたら、
足をちょっと引っ掛けられて、
そのまままっさかさまに落ちていく。
そんな心象風景が、
頭の中で構成されていく。
面倒な
後輩です。
色々すみません。
そう返したいのに、
言葉が出てこない。
目の前の天使がわたしに笑いかけてくれてて、
お話なんてできるようになったっていうことは、
わたしの人生の中であり得ないくらいすごいことなのに、
しかも気にかけてくれてて、
これ以上何も望むことなんてないはずなのに、
心がちくちくしちゃう。
「どした?」
先輩の問いかけに、
無理やり笑顔を作って首を振るだけで精いっぱいだった。
ああ神様欲深いソラコに天罰をください。