恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
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「トロイなそらこ、
俺がこっち持つから、
おまえはそっちのちっさいの運んどけ」
お茶室から畳を運んでいた私。
前が見えなくてすこしずつしか進めなかった。
誰かが助けてくれるなんて思ってもいなかったのに、
ひょいっと持ち上げてくれたのは、
いとしの天使さま。
「は、はいっすみませんっ」
「ほんとちっさいなお前」
夢みたい、天使が私に、
わたしだけに笑顔を向けてくれるなんて、
いや、みたいじゃなくて、夢だね。
ああ、なんてご都合主義な夢なんでしょう。
どうか夢なら覚めないで。
「トロイなそらこ、
俺がこっち持つから、
おまえはそっちのちっさいの運んどけ」
お茶室から畳を運んでいた私。
前が見えなくてすこしずつしか進めなかった。
誰かが助けてくれるなんて思ってもいなかったのに、
ひょいっと持ち上げてくれたのは、
いとしの天使さま。
「は、はいっすみませんっ」
「ほんとちっさいなお前」
夢みたい、天使が私に、
わたしだけに笑顔を向けてくれるなんて、
いや、みたいじゃなくて、夢だね。
ああ、なんてご都合主義な夢なんでしょう。
どうか夢なら覚めないで。