恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
石鹸で洗い流してしまった顔は、
ややかぴかぴ、
元々すっぴんだけど、ちょっと油分が欲しい感じ。
つけ耳も外した。
「おーとりあえず、人間になったな」
トイレから戻った私を迎えた天使はもうすでに、
つけ耳はずしてタヌキでは無く天使に戻っていた。
あ、尻尾はまだついてます。かわいい。
私もあわてて尻尾を探ったら走ってる間に落としたらしくすでに無くなっていた。
「あいつら、ふざけてるよな。
何でタヌキなんだよな」
「先輩はまだ顔は塗られてなかったからいいじゃないですか」
「させるかよ」
「しっぽ、まだついてますけど」
「オワッ、お前そういうことは早く言えよ」
慌ててしっぽを抜き取る姿が、可愛らしくて思わず吹き出してしまった。
ぶぶっ
「ったく……」
呆れたような、照れたような、ふてくされたような、
今まで見たことのない表情に、
もう居ても立っても居られないっ
鼻血ものだ。
誰かシャメ撮ってくださいっ
カメラを回して動画にしてください!1
ややかぴかぴ、
元々すっぴんだけど、ちょっと油分が欲しい感じ。
つけ耳も外した。
「おーとりあえず、人間になったな」
トイレから戻った私を迎えた天使はもうすでに、
つけ耳はずしてタヌキでは無く天使に戻っていた。
あ、尻尾はまだついてます。かわいい。
私もあわてて尻尾を探ったら走ってる間に落としたらしくすでに無くなっていた。
「あいつら、ふざけてるよな。
何でタヌキなんだよな」
「先輩はまだ顔は塗られてなかったからいいじゃないですか」
「させるかよ」
「しっぽ、まだついてますけど」
「オワッ、お前そういうことは早く言えよ」
慌ててしっぽを抜き取る姿が、可愛らしくて思わず吹き出してしまった。
ぶぶっ
「ったく……」
呆れたような、照れたような、ふてくされたような、
今まで見たことのない表情に、
もう居ても立っても居られないっ
鼻血ものだ。
誰かシャメ撮ってくださいっ
カメラを回して動画にしてください!1