恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
「窓から落ちかけたですって?
またなの?
この前だって、階段から落ちかけたし、
車道に飛び出しかけたし
いい加減にしなさいよ!
ほんとに死んじゃうんだから」
野理奈ちゃんは涙目に成りながら私の肩をバンバンとたたいた
「いたいよ?野理奈ちゃん」
「私は嫌だから、
あんたのお葬式なんて絶対出てやらないからね」
「え、
親友なんだから出てあげてよ。
それじゃ死んでも死にきれないよ」
「だから死ななきゃいいでしょ!バカっ」
わーんと
二人して抱き合って泣いた。
いっぱいいっぱい泣いたら、
少しだけ気持ちが軽くなった。
「野理奈ちゃん……ごめんね。
心配かけて……」
「あんたの心配なんかもうしてやらないもん……
わーん……」
私が泣き止んでも、
野理奈ちゃんの涙は止まらなくて、
「ごめんね、もう、心配させないから……」
やけに私は冷静になっていった。
こんな風に泣いてくれる友達がいるのに、
私は一人取り残された気持ちになってたんだな。
「ごめん、ごめんなさいっ
うえーんっ」
先輩たちがいなくなって、
二人になった茶道部の部室。
泣いても騒いでも、
誰にも聞かれることは無くて、
二人で代わりばんこに慰めながら思いっきり泣いた。
またなの?
この前だって、階段から落ちかけたし、
車道に飛び出しかけたし
いい加減にしなさいよ!
ほんとに死んじゃうんだから」
野理奈ちゃんは涙目に成りながら私の肩をバンバンとたたいた
「いたいよ?野理奈ちゃん」
「私は嫌だから、
あんたのお葬式なんて絶対出てやらないからね」
「え、
親友なんだから出てあげてよ。
それじゃ死んでも死にきれないよ」
「だから死ななきゃいいでしょ!バカっ」
わーんと
二人して抱き合って泣いた。
いっぱいいっぱい泣いたら、
少しだけ気持ちが軽くなった。
「野理奈ちゃん……ごめんね。
心配かけて……」
「あんたの心配なんかもうしてやらないもん……
わーん……」
私が泣き止んでも、
野理奈ちゃんの涙は止まらなくて、
「ごめんね、もう、心配させないから……」
やけに私は冷静になっていった。
こんな風に泣いてくれる友達がいるのに、
私は一人取り残された気持ちになってたんだな。
「ごめん、ごめんなさいっ
うえーんっ」
先輩たちがいなくなって、
二人になった茶道部の部室。
泣いても騒いでも、
誰にも聞かれることは無くて、
二人で代わりばんこに慰めながら思いっきり泣いた。