恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~
「ところで何でお前いるの?」
「留学してきました!」
「は?」
「先輩が使ってきていた交換留学生制度ですよ。
都合で来られなくなっちゃった交換留学生の代わりに無理やりねじ込んでもらいました。
ただですね。寮の部屋が空きがなくて、
知り合いがいるからそこにホームスティするってことで認めていただきました」
「へえ?知り合いがいるのか、初耳だな?」
「知り合いですよね?」
「へ?」
「知り合いですよね?私たち」
「嘘だろ?」
「先輩の御祖父さま御祖母さまにお願いに上がり、
お父様お母様にも電話で連絡していただき許可をいただきました」
「はあ?聞いてないし、
大体オヤジたちは今アメリカの妹のとこ行ってて留守なんだよ。
いつ戻るか予定もないし、ダメだろ?却下だ、却下!」
「なるほど、だから電話の時、面倒見てくれってお願いされたんですね。
先輩ご心配なく私がバッチリお世話させていただきますから」
「はあ?ダメだよ何言ってんだよ」
「愛する者同士、間違いが起きても全然構いませんよ?
な~んてきゃあ、私ったら大胆ですよね~」
「お前、どうしたら愛し合いとか言ってんだよ」
「だって先輩が私に会いたいってお手紙くださったんじゃないですか。
ほらほらこのラブレターに書いてありますから」
「ラ、ラブレターじゃないだろ?
お礼の手紙だっつーの」
「またまた先輩、照れなくったっていいんですって」
「照れてないっ」
「留学してきました!」
「は?」
「先輩が使ってきていた交換留学生制度ですよ。
都合で来られなくなっちゃった交換留学生の代わりに無理やりねじ込んでもらいました。
ただですね。寮の部屋が空きがなくて、
知り合いがいるからそこにホームスティするってことで認めていただきました」
「へえ?知り合いがいるのか、初耳だな?」
「知り合いですよね?」
「へ?」
「知り合いですよね?私たち」
「嘘だろ?」
「先輩の御祖父さま御祖母さまにお願いに上がり、
お父様お母様にも電話で連絡していただき許可をいただきました」
「はあ?聞いてないし、
大体オヤジたちは今アメリカの妹のとこ行ってて留守なんだよ。
いつ戻るか予定もないし、ダメだろ?却下だ、却下!」
「なるほど、だから電話の時、面倒見てくれってお願いされたんですね。
先輩ご心配なく私がバッチリお世話させていただきますから」
「はあ?ダメだよ何言ってんだよ」
「愛する者同士、間違いが起きても全然構いませんよ?
な~んてきゃあ、私ったら大胆ですよね~」
「お前、どうしたら愛し合いとか言ってんだよ」
「だって先輩が私に会いたいってお手紙くださったんじゃないですか。
ほらほらこのラブレターに書いてありますから」
「ラ、ラブレターじゃないだろ?
お礼の手紙だっつーの」
「またまた先輩、照れなくったっていいんですって」
「照れてないっ」