秋の扇

「..それは。。アキが、。。」

「..そうだよね。。夢。またいつか、集まれたらなあ、なんて。」

あの頃の日々は。

今の私達にとって遠い夢になってしまった。

「でも。ミワのことはそれとなくケイに話してみるよ。」

「..ごめん。ほんとありがとう。」

「ううん。また来てよ。いつでも。」

「了解!じゃそろそろ帰るよ。明日英語あたるし!」

ミワが苦い顔をして言った。

「あはは、がんば!」

ミワを送り出して私も予習を始めた。
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