秋の扇

「あーおい、イト。」

爆笑しているところへめずらしくケイが来た。

「ケイ!?何で来るの!!」

「...は?悪いかよ。普通だろ別に。」

もはや呆れたように私を見るケイ。

「だってめずらしすぎて......」

「...悪いかよ。。」

「...ケイ!?」

「なんだよ、」

「もしかして拗ねてるの!?」

「は!?なわけねーだろ!?」

少し焦るケイは新鮮で面白い。

勉強も運動も何でも。

いつもサラッとこなしてしまうケイ。

平均以上でモテるほうだし。

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