私のことを好きにさせてみせる!
俺は1階、彼女は3階から美優ちゃんを探すことにした。

しばらく探していたら
デパート1階の中心にある巨大なクリスマスツリー用の木の下で、美優ちゃんらしき女の子が泣きながらベンチに座っていた。

「お姉ちゃん・・・」

「君が『美優』ちゃんかい?」

俺が問いかけると美優ちゃんはびくびくしながら答えた

「え・・・はい・・・そうですけど?」

そのことを聞くと俺はポケットの中から携帯を取り出し先程教えてもらった番号に電話した
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