ヲタク女と呼ばないで!
「あの~。」
と、その帰り道。私はこのバイトで一番気になっていることを麻ちゃんに聞いてみた。
いや、聞かずにはいられなかった。
「あ、あ、あ、あのさ・・・。」
ドキドキドキ。うぅ、なんだこの緊張感。べ、別に変なこと聞くわけじゃないんだよ!
「昨日、近所で麻ちゃんを見たとき・・・」
あうぅ、喉が喉が、喉がつまる~。
い、いきなり「あんたなんかに関係ないでしょ!」とかキレられたらどうしよう~。
せっかくの、人生においてレアメタルよりも、ダイヤモンドよりも貴重価値が高い友人なのに!
でも聞かずにはいられないの~。
「た、確か、、もう一人、たしかレンタルの店員さんっぽい人、いた・・・よね?」
このセリフを発するのに、何か1万年と2千年くらいかかった気がするよ・・・。
「あ、新人の人?名前覚えてないけど。」
え、えぇーーーーーーーーーーー!?
と、声に出さなかったのが不思議なくらい私は驚いた。
「あ、いやレンタルしたいDVDあったんだけど、雨降っていたから、めんどくて。お店に電話したら、届けてくれるって。そしたらあの人来たんだよ。」
私は、少し頭が真っ白。
「あ、あ、あ、そうなんだー。レンタルの人は見たことあったから、麻ちゃんのことも、ちょっと覚えてたんだよねー。」
と、なんとか取り繕う。
私は、春の陽気が少し戻ってきた気がした。
遅咲きの桜が、いまいちどつぼみを膨らまして・・・。
「あ、でも少しだけ変な新人さんだったよ。」
「え?」
私は、春の陽気に少しぼや~っとしていて、上の空で聞いていた。
「その時少し話したときにね、あ、私、DVDの中に、ジブリアニメも入っていたんだけど。アニメのどこが面白いのか分からないな、って。普通そんなこと言う??」
「ええ!?」
「その人、なんか相当アニメ嫌いみたいだったよ。」
な、なんですと!?じゃ、じゃあ!!阿部さんの言っていた、アニメ嫌いな、私の敵って・・・
恋人は、私を狙う殺し屋だったのだ・・・。
私の周りには、凍える吹雪が吹き荒れていた。
そんなーーーー!!
と、その帰り道。私はこのバイトで一番気になっていることを麻ちゃんに聞いてみた。
いや、聞かずにはいられなかった。
「あ、あ、あ、あのさ・・・。」
ドキドキドキ。うぅ、なんだこの緊張感。べ、別に変なこと聞くわけじゃないんだよ!
「昨日、近所で麻ちゃんを見たとき・・・」
あうぅ、喉が喉が、喉がつまる~。
い、いきなり「あんたなんかに関係ないでしょ!」とかキレられたらどうしよう~。
せっかくの、人生においてレアメタルよりも、ダイヤモンドよりも貴重価値が高い友人なのに!
でも聞かずにはいられないの~。
「た、確か、、もう一人、たしかレンタルの店員さんっぽい人、いた・・・よね?」
このセリフを発するのに、何か1万年と2千年くらいかかった気がするよ・・・。
「あ、新人の人?名前覚えてないけど。」
え、えぇーーーーーーーーーーー!?
と、声に出さなかったのが不思議なくらい私は驚いた。
「あ、いやレンタルしたいDVDあったんだけど、雨降っていたから、めんどくて。お店に電話したら、届けてくれるって。そしたらあの人来たんだよ。」
私は、少し頭が真っ白。
「あ、あ、あ、そうなんだー。レンタルの人は見たことあったから、麻ちゃんのことも、ちょっと覚えてたんだよねー。」
と、なんとか取り繕う。
私は、春の陽気が少し戻ってきた気がした。
遅咲きの桜が、いまいちどつぼみを膨らまして・・・。
「あ、でも少しだけ変な新人さんだったよ。」
「え?」
私は、春の陽気に少しぼや~っとしていて、上の空で聞いていた。
「その時少し話したときにね、あ、私、DVDの中に、ジブリアニメも入っていたんだけど。アニメのどこが面白いのか分からないな、って。普通そんなこと言う??」
「ええ!?」
「その人、なんか相当アニメ嫌いみたいだったよ。」
な、なんですと!?じゃ、じゃあ!!阿部さんの言っていた、アニメ嫌いな、私の敵って・・・
恋人は、私を狙う殺し屋だったのだ・・・。
私の周りには、凍える吹雪が吹き荒れていた。
そんなーーーー!!