after Shining Moon&Star's 完結
「雫月。秋だって、それくらいはちゃんとわかってる」


星夜はそう言い、秋に意味深な笑みを向けた。


あたしには、全然わからないんですけど、、、


あたしが居ない時に、秋と星夜は何を話していたのだろうか?


「大丈夫だよ。秋は、彼女のこと泣かせたりはしねぇ。ちゃんと大事なもんくらいは、守れる奴だよ」


星夜はそう言うと、席を立つ。


「星夜さん。ありがとうございます」

「なんかあったら、会社に来い?バイク、見てやっから」


ありがとうございます?


会社?バイク?


よくわからないが、2人の間では会話が成立しているようだ。


「はい。今度、行かせて貰います」

「おう。じゃ、行くか」


星夜は秋に返事をし、あたしに声を掛けた。

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