after Shining Moon&Star's 完結
遥が言ったように、良いところ、、、


「疲れたでしょ?家から、ずっと運転してたから」


あたしは、星夜に声を掛ける。


あたし達はずっと乗っていただけだけど、星夜はずっと運転していた。


慣れていない土地に、長時間の運転。


疲れないわけがない。


それなのに、、、


「大丈夫」


星夜はあたしのことを安心させるような、顔を見せてくれた。


「バイクで走ってた頃に比べたら、対したことねぇよな?」


あたし達の話を聞いていたのか?


凜くんが星夜に尋ねる。


「まぁな。それにバイクだと、神経使う」

「わかる」

「それって、星夜くんも凜も走り屋だからでしょ?」


遥の言葉に、星夜も凜くんも苦笑いするしかなかった。

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