after Shining Moon&Star's 完結
「そんなこと、ないと思うけど、、、」


そう言いながら、自分の体を下から見る。


「そう?あたしの、気のせいかな?」


まだ、心配そうに視線を向けている遥に、、、


「遥の気のせいだよ。早く行こう?」


そう、遥のことをお風呂に誘った。


遥に、痩せたと言われた時、、、


どうして、、、


あたしは、すぐに病院に行かなかったんだろう。


気のせい、なんかで誤魔化してしまったんだろう。


あたしが気づかぬ間に、、、


あたしの体をちゃくちゃくと、病魔に犯されて居た。


でも、そんな自分の体に、、、


あたしは気付いてすら、あげられなかった。


そして、、、気づいた時には、、、


少し、、、遅すぎたんだ。

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