after Shining Moon&Star's 完結
遥はともかく、星夜と凛くんは自分の女な親がいる手前、少なからず気は使ってくれていただろう。


だけど、、、


だからと言って、ここまで飲む人たちだなんて思わなかった。


1時間やそこらで、普通これだけのお酒を飲み干す。


、、、ありえない。


強いにも、程がある。


それからまた、1時間、2時間、3時間、、、


気付いば、時間は0時を回っている。


それなのに、未だに飲んでいる。


「眠い?雫月」


目を擦っていたあたしに気付き、星夜が尋ねる。


「うーん。少しだけ、、、。でも、大丈夫」

「無理すんな」


そんな星夜の言葉に甘え、、、


「ごめん」


一言、そう言い、あたしは布団が敷かれている部屋へと移動した。

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