after Shining Moon&Star's 完結
「だからお前らが子供を欲しいと思うなら、作れば良い。そしてその子に、たくさんの愛情を注いでやれば良い。その子が年を重ねて、遥ちゃんと同じような想いを抱える日が来ても、絶対にお前らの子供なら、お前らのことを恨む日なんて来ねぇよ」


星夜は、なぜ、、、


そんな風に、断言出来るのだろう。


星夜だって、結局は赤の他人なのに、、、


それでも、、、なぜだろう。


星夜が言うと、本当に大丈夫なように思えてくる。


星夜は、そんな不思議な力を持った人。


「そんな顔をすんな。ほら、飲もうぜ」


今、遥や凜くんが、どんな顔をしているか?


それは目の前の壁により、あたしにはわからない。

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