after Shining Moon&Star's 完結
どうした、、、モノか。


「親父に、初めて言われた。「お前が継がなくても、代わりは居る」って。その時、自分の夢を、、、追っても、良いんだって思った」

「なら、大学に行けば良いじゃない」

「だけど、、、そこに居たお袋が、「自分の子だからって、あの女の子供に継がせるつもり」って、、、いつも温厚なお袋が、、、初めて、怒鳴った。初めは、何のことを言ってるのかと思った」


その時、、、


秋はどんな傷を、抱えたのだろう。


「全てを聞いて、やっぱり、、、夢は、諦めなきゃいけねぇと、思った。これ以上、お袋を、、、悲しませないタメにも」

「だから、、、諦めるの?夢を」


秋の夢が、何なのか?


あたしはそれすらも、知らない。

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