after Shining Moon&Star's 完結
その後、ママと一緒にご飯を食べ、、、


お風呂にも入り、再び自分の部屋に戻る。


久しぶりに夜空を見上げ、満月に手をかざした。


「響月。あたしに少しだけ、勇気を、、、下さい」


そんな言葉を、月に向けた。


そして、約束の時間になり、、、


あたしは意を決して、星夜に電話した。


星夜はあたしの電話を待っていたかのように、1コールがなり終わる前に電話に出た。


『、、、雫月』


その声は、いつもより、、、胸を切なくさせた。


「久しぶり」

『どういうことだよ。なんで、、、指輪、、、』

「もう、、、あたしには、必要ないの」


あたしは淡々と、話す。

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