after Shining Moon&Star's 完結
星夜のことを、あたしが1番、、、わかってると思う。


そして、それは星夜自身よりも、あたしの方が、、、


「あたしがずっと、星夜のことを見てた女だって思ってた?」


その言葉に、星夜は口を閉ざす。


「人は、同じ相手をずっと、、、何年も、想っていることなんて、出来ないんだよ」


時間が流れるたびに、少なからず人は、、、新しい人と、出会う。


あたしと星夜が出会ったように、あたしは他の人たちと出会っていく。


それでも、あたしはずっと、、、


星夜のことを、想っていた。


あたしは、そんな、、、バカな女だ。


でも、今は、、、そんなバカな女じゃなく、悪女にならなきゃいけないんだ。


星夜に、、、嫌われるために、、、

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