after Shining Moon&Star's 完結
「だから、「学校には、連れてってあげる」って、言ってるの」

「本当?」

「生徒たちの前に立つんじゃないよ?ただ、見送るだけよ?」


それだけじゃ、嫌、、、


だけど、今のあたしには、、、そんなことしか、許されない。


でも、、、


これが神様からの、あたしへのご褒美なのかもしれない


『神様はいる。頑張った人に、絶対にご褒美はくれる』


響輝くんが、あたしに教えてくれた言葉を思い出す。


これが、ご褒美なんて、、、


少し、不服だけど、、、


それでも、生徒たちの姿を一目でも見れるなら、、、


あたしは、そのご褒美を、、、受け取る。


「、、、わかった、一喜。それと、、、ありがとう。あたしの、我が儘聞いてくれて」

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