after Shining Moon&Star's 完結
、、、なんで、あたしと比べるわけ?


意味わかんないし。


そりゃ、自分が良い女だなんて思ってませんよ?


だけど暁夜の彼女なんて知らないし、見たこともない。


そんな子と比べられ、下だと勝手に決め付けられて、良い気なんてしない。


でも、、、


彼女のことを思い出し、ふっと優しそうな笑みを溢した暁夜にそれ以上、何も言えなかった。


良い人、、、見つかったんだ。


「一生、独身じゃなくて良かったですね」


だからあたしは、小さな嫌味を口にした。


「俺みたいな良い男を振る奴なんて、お前みたいなバカ女しか居ねぇよ」


それは、、、


良い意味として、受け取っておこう。

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