イマ…幸せだょ

出逢い

私はイマ幸せだょ。あなたがずっと私のそばで手を握っていてくれたから…
高校２年の夏友達の紹介である男の人と知り合った。いわゆるメル友みたいな感じで。顔も全く見たことないし話たりもしたことない人。あの頃はみんなそれが当たり前だった。彼の名前はリョウ。リョウとはメェルだけの関係だったのになんだかどこかで会ったことがあるよぉな感じがした。お互い毎日メェルをするよぉな関係になっていくうちに花火大会のシーズンに入った。リョウは「花火大会誰と行くか決めてる？」私は決めてなかったし軽いノリ的な気持ちで「一緒にいきたいんでしょ？笑」と答えると「うん…行きたいなぁ」そのメェルがきた瞬間なんだか妙に嬉しかった。顔もまだ見たことないのにスキなのかなっと勘違いした気持ちにもなっていた。

花火大会の日私は２人きりで会うのが怖くお互い友達をつれて４人で会うことを提案した。だって初めて会うの怖かったもん…。浴衣を着て気合いを入れて化粧もした。準備ゎバッチリだ。当日私は友達と早めに行き出店を回っていた。徐々に待ち合わせの時間が近づき私の緊張はマックスだった。緊張とともに不安にもなった。「顔見て引かれたらどぉしよう…」そんなことばっかり考えてしまっていた。

待ち合わせは８時に薬局の前だった。友達と待っているとなかなか現れずずっと待たされた。待たされることが嫌いな友達は少し怒っていた…。なんか申し訳ないなぁて思っているとリョウからメェルがきた。「ごめん。道がこんでてあと５分くらいでつくょ」緊張がさらに増し胸のドキドキがとまらなかった。