桜男子高
そして時間は1日1日と進んでいく。
「私はこれからどうするのだろ。住む場所もない。頼れる人もいない。保育所にいくのかな。いっそ死んじゃおうかな」
すると、知らないおじさんが
「何言ってるだ。命をそんなに簡単に捨てるんじゃない。」
「で、でも」
「場所がないならわしが用意してやる。学校も、ご飯も、日常に必要なもの全部。だから、命を捨てるな」
その言葉はすごく力強かった。私はそのおじさんに甘え明日からその人の家で、住む。私は、おじさんのおかげでこの命を大切にすると決めた。
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