トライアングル2
2人はとにかく仲良しで、いつも鈴が兄貴を
追っかけていた。
そんなオレは、いつも兄貴が羨ましかった。
でも素直になれないオレは、鈴の気を引く為
鈴に意地悪ばかりしていた…
「鈴!開けて見ろ
いいもん入ってるぞ!」
「なぁに?
……キャーーー!!!」
「鈴、どーした?」
「じゅんちゃーん…なおが~」
「直!お前また鈴の嫌がる虫持ってきて
可哀相だろ」
兄貴にぎゅっとしがみついている鈴の頭を
優しく撫でながら、オレに文句を言ってくる。
いつものことだ!
追っかけていた。
そんなオレは、いつも兄貴が羨ましかった。
でも素直になれないオレは、鈴の気を引く為
鈴に意地悪ばかりしていた…
「鈴!開けて見ろ
いいもん入ってるぞ!」
「なぁに?
……キャーーー!!!」
「鈴、どーした?」
「じゅんちゃーん…なおが~」
「直!お前また鈴の嫌がる虫持ってきて
可哀相だろ」
兄貴にぎゅっとしがみついている鈴の頭を
優しく撫でながら、オレに文句を言ってくる。
いつものことだ!