トライアングル2
そんなこんなで兄貴とオレは、ハラハラする中

何事もなく、休憩することにした。



兄貴と花胡が歩く後ろを、鈴の手を繋いだまま

歩いた。



「花胡って、天然?計算?」


「うーん…どっちだろうね…」



花胡に聞こえないように、ひそひそ話した。



「鈴、キスは?」


「え?ここで?」


「だって鈴、花胡ばっか」


「ふふっ、直かわいい!チュッ!!」



珍しく鈴がしてくれた!


かなり人いっぱいいたのに…




オレ、復活!!



機嫌良くなったオレは、ポテトとアイスを

買って車に戻った。





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