トライアングル2
「美味し~い」


賭けに買った、オレと鈴は

ふわっふわなかき氷をゲットしてご機嫌!!



「淳くーん、花胡も食べたいよ~」


「買ってくるな」


「いちごねぇ~」



オレたちの幸せっぷりに、花胡にねだられた

兄貴がまた買いに行っていた…



「淳って、花胡に怒ることあるの?」


「え?あるよー

特に最初に鈴のこと、問いただした時は…

かなりキレてた…」


「え?そーなの?」


「うん…花胡もしつこく聞いちゃったからさ」


「…花胡」


「その頃はまだ、淳くんの中に鈴がいて…

鈴との思い出を大事にしてたから…」




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