トライアングル2

「何で、兄貴と風呂なんだよー」


「まぁまぁ、たまにはいいだろ？」



オレのテンションは、がた落ちなのに

兄貴はちょっと嬉しそうだし…



まぁこんなことも、滅多にないか…



「で？鈴とは仲良くやってんだろ？

って聞くまでもないか」


「あぁ、そーだな。

でも普段はお互い仕事だからな」


「鈴、花胡のこと何か言ってたか？」


「いい子だって言ってたけど？

って、やっぱ鈴のことばっかだな

相変わらず…」


「変な意味じゃねーからな。

でもあんな話しちゃったし、気にしてたらと

思ってな」


「大丈夫だろ。

まぁ何かあっても、オレが何とかするし」


「よろしくな」


「花胡は大丈夫なのかよ？」


「うーん…たぶん？

無理してるとこもあるだろーけど

鈴のことは大好きらしい」


「そっか」



話過ぎて、長湯しちゃったじゃねーか…