LOVEPAIN④
「既にけっこう飲んでるみたいだけど。
まだ飲む?」
「あ、うん。
せっかく久しぶりに須田に会ったし、
何か飲みたいな」
何故か、久しぶりのこの再会がけっこう嬉しい
会ったら気まずいんじゃないか?
と心配していたけど、
須田はもう気にしてないのか、
私に普通に接してくれている
「じゃあ、飲みやすいカクテル。
カシスソーダとかは?」
「うん。それでいい」
須田は近くに居た
ウェイターの男性に注文を告げていた
モモさんやマリンさん達は、
既にそれぞれ楽しんでいた
この店のナンバー1のナツキは、
もう他のテーブルに回ったのか居なくて、
マリンさんの横にはヘルプのホストが付いていた