LOVEPAIN④
「じゃあ、私が心配しなくても、
ちゃんと須田の体の事とか心配してくれる人が、
側に居るんだね」
そう思うと、安心した
「まぁ」
「彼女、どんな人?」
「前に篤と飲んでる時に引っ掛けた女の一人なんだけど。
一つ年上の大学生…」
それにしても、
今日は篤の良くない話をよく聞く日だな
「彼女、大学生かぁ…」
客観的に、須田にはAV女優の私じゃなくて、
普通の大学生の方が幸せになれていいと思ってしまう