ハチミツウメシュ


『ねぇ、お母さん』


「ん?どうしたの?」


『わたし、小さいとき黒髪の男の子と一緒だったでしょ?』



「あぁ、たしか名前…あれ?なんだったかしら?」


『えぇー…それが聞きたかったのに』



「あら、それは残念ね。

それより早く食べちゃいなさい。

片付けれないでしょ。」



『はーい』
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