ハチミツウメシュ


「ど、どうも~…」


そういいながら目を泳がせる


この前の屋上のこともあって

あんまり話したくない


早く飲み物を選んで、戻ろう


「おっ!ってことは」


そう言って禁煙席の方を覗く


「あ、あれかな?はなΧΟ-#%」


桜庭が稲瀬の口許を押さえていた



「今は駄目や」

そういって、神田と藤堂の方を見る


二人とも機嫌が悪いのか


負のオーラが半端ない



「…お、おう」

桜庭から解放された稲瀬の顔は若干青かった
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