執事とボディーガードの誘惑
優秀クラス
勢いで家を飛び出しちゃった私…
うわーーーんっ!!
どどどどどどどうすれば…?!
それに私…
なんかいろんなひとに見られてるー!!
もー…ここどこだかわかんないし…
変なとこでもあるのかな~
なんて言いながら手鏡を見ると…
『うおぉ!!』
そんな声を出してしまいました…
だだだだって!!
『髪形セットすんの忘れたぁ~!!』
鏡に写ったのは、セミロングの茶髪髪。
でもボンバーです。はい…
もうどーしよー…!!こうなったのも琉のせいだ!!
「ねえねぇ!!」
私は誰かに後ろから話しかけられた。
『は……はい!?』
私は振り返って、その女の子を見て返事をした…
声裏返っちゃったけど…
するとその子はクスッと笑って
『ちょっとあっち向いて!!』
と私を後ろへ向かせた
そしてその子はなにやら私の髪をいじって…
「はい!!完成!!ほぉら!!可愛くなった!!」
私は近くにあったお店屋さんのガラスで自分の髪形を見た。
すると、右上から左下まで編み込みがしてあって、左下の方でひとつにまとめてあった。
『あ…ありがとうございます!!』
「いやいや~いいって~!!」
『あ…あの…』
「ん?」
『名前!!教えてください!!』
「白雪海姫シラユキミキ。よろしくね!!姫!!」
『海姫ちゃん!?よろしくお願いします!!』
ってあれ?なんで私の名前知ってるの?!
「それはね~私が優秀クラスだからだよ!!」
そっか~
ってえぇ!?
『そうなの!?それに…エスパー!?』
「そうだよ!!てか自分で言ってたじゃーん!!」
『そうなんだ…』
今度から気を付けよ!!
「姫!!一緒に学校行こ!!」
『いいよ!!海姫ちゃん!!』
「海姫でいいよ!!」
『じゃあ海姫!!』
そんなこんなで、入学式前に、友達一人GETです!!