執事とボディーガードの誘惑
琉SIDE
結局俺らは一緒に登校することに…
「ん?」
「どうした?」
隣でタブレットでGPSを調べてる遥が言った
「あれ…?姫ちゃん移動してる…」
「ホントか?!」
「あぁ。それも高校に向かってる」
「マジかよ!!」
そうして遥は、タブレットを動かして、何かを探していた
「あ…この子かも…」
「ん?」
遥のタブレットを見ると、"白雪海姫シラユキミキ"という名前が載っていた
そして名前の下に、*優秀クラス*と書いてあった
「この子は結構ハキハキしてて、言いたいことはすぐいっちゃうタイプだけど、結構いい子みたいだよ」
「ふーん…」
「ほら琉!!学校ではボディーガードだろ!?執事とは違うんだから!!真面目にやる!!」
「あぁ。分かったよ」
こうして俺らは、*聖グリム学園*に到着した