離さないから。

あいつって……





「今日からこの学校の生徒会長としてきました。梅宮乙葉と申します。よろしくおねがいします。」




今、俺は教室にいる。
乙葉は同じクラスらしい…………。
さっき再会したけど、あんま話さなかったな。



「なぁ、乙葉ちゃん可愛くねぇ?俺のタイプだし。」


こいつは同じクラスの
門倉充(かどくらみつる)
こいつは見た目は真面目だがプレイボーイ。



「あっそ。会長様に手出したら退学だろうな。」



「げっ!!それはやべーな。」



バカじゃねーの?
梅宮の長女に手出したら家計が危ないだろうな。




休み時間になると乙葉の周りには男がたくさんいた。

これじゃ話しかけられねぇし。どうするか………。



「くっさりー!!」



「神草!?なんで教室に来たんだ!?」


めったに来ないのに……



「あのねー、梅宮様と仲良くするために生徒会は全員集合することにしたの!!」

このロリコンみたいな話し方どうにかなんねーのか?


「私?嬉しいですわ////じゃぁ行きましょう?鎖もご一緒に。ね?」



かわいいなぁ///



ってことで三人で
生徒会室に向かった
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