離さないから。




俺はのんびり学校に行く準備を始めた。





「おはようございます。鎖様。」



この声は………………



中等部生徒会会計の
藤宮かのり。
見た目はおしとやかだけど積極的で迷惑。




「………おはよう。で、なんで藤宮がいんの?」



なんで俺の家にこいつがいるんだ?



「鎖様のお迎えでございます。一応高等部で一番優秀でございますから、念のため私がガードを。」




絶対うそだろ。


仕方ないから藤宮と
学校に行くことにした。

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