離さないから。
「知ってるわよ…………。けどあたしはっっ」
「菊音。学校で騒いではいけないよ。菊音のことは僕がわかってるからね。」
さすが蓮護………。
癒し王子だな。
「失礼いたしますわ。」
女の子の声!?
ドアが開いた………。
「初めまして。私は梅宮乙葉と言います。今日から生徒会長として頑張りますのでよろしくですわ。」
は?
梅宮乙葉?え?は?
「乙葉?」
つい呼んでしまった……。
「鎖知ってんの?この子。」
「鎖?え?本当に?うそー。お久しぶりです!///またお会いできるなんて!!乙葉は嬉しいですわ///」
こいつが夢にでてきた俺の初恋の相手だ。