Innocent Smile~ずっと一緒に~
5.ヘコんでますか?
*****
月日が過ぎて、7月に入った。
まだ梅雨があけずに、うっとおしい季節。
恭哉は研修期間が終わっても、そのまま販売促進部で働くことになった。
社長のご子息が、こんな地味な部署でいいのかな?って思うけど。
「最初、上から話がきた時は、内心…厄介かなと思ってたけど。
社長のご長男の恭哉さん、なかなか仕事はできそうじゃないか。」
「はい。」
「それも、並木さんの指導の賜物だよ。」
「いいえ。……ありがとうございます。」
恭哉のことで、水田部長に誉められた。
本人も頑張っているようで、最近では私の指導なんてなくても、
どんどんと仕事を任せられるようになった恭哉。
それを見て、部長の恭哉への評価も上々。
月日が過ぎて、7月に入った。
まだ梅雨があけずに、うっとおしい季節。
恭哉は研修期間が終わっても、そのまま販売促進部で働くことになった。
社長のご子息が、こんな地味な部署でいいのかな?って思うけど。
「最初、上から話がきた時は、内心…厄介かなと思ってたけど。
社長のご長男の恭哉さん、なかなか仕事はできそうじゃないか。」
「はい。」
「それも、並木さんの指導の賜物だよ。」
「いいえ。……ありがとうございます。」
恭哉のことで、水田部長に誉められた。
本人も頑張っているようで、最近では私の指導なんてなくても、
どんどんと仕事を任せられるようになった恭哉。
それを見て、部長の恭哉への評価も上々。