タカラモノ~桜色の片道切符~
この人、こんな風に笑うんだ。お店でみた営業スマイルとは似ても似つかない可愛いという言葉が似合いそうな笑顔だ



「信用されてるってことか」



呟きながら理央は美桜の横に身体を横たえた。



「おやすみ。ゆっくり寝ろ」




広すぎるベッド、お互いの体温を感じることはない。





いつもこのベッドに一人で眠っているのだろうか。






少し考え込みながらも美桜は目を閉じた
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