秘密のプリンセス
「葵どこに行ってたんだよ。練習できないじゃない…って!優日。」

「ここって…」

 ココって…体育館だよね…

 奈々都たちがバスケを練習している…

「おせぇな。やっと連れてきたのかよ。」

 銀さんが起きてる…

「優日…」

「へ・・・?」

 振り向くと、奈々都がジャージの上を貸してくれた。

「濡れすぎ。どれだけ水かけられたんだよ。」

 奈々都…
「後で手当てしてやる。」

 一臣君。

「優日、待ってたよ。」

 薫。

「…っ…」

涙があふれてきそう。
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