秘密のプリンセス
「お前、ケンカ売ってんの…」

 クシャッ…

 あ、奈々都が優日の髪撫でた。

「やめろっ。」

 バシッ

「なによ…」

 あれ、なんか言った?

 それにしても…

「薫。」

「なーに?銀…」

「お前、危険な香りがする。」

 カァッ・・・!

「どうした、薫・・・・」

「別に。」

「そう、でもよかった。」

 ニコッ

 可愛いよ、優日…やっぱり僕は…
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