わたしの旦那さんは...!?
愁と私の気持ち。
やっぱり愁おかしいなー。
さっきから全然こっち見ないし。
...て何を私は期待してるのよ!
...もしかして私は愁のこと好きなのかな。
まだこの好きかどうかわからない。
だから...愁と向き合って見ようかな。

お店を出ようとしたその時、櫂さんが
愁を引き止めた。

「柚真ちゃん、愁借りるね♪」

「あ、はい。」

私は一人で戻ってくるのを待っていた。

「おい愁、全部見てたけどもしかして同棲してるのか?」

「あぁ。」

「じゃあ何でキング買わないんだ(笑)?」

「何でって柚真は俺のこと好きじゃな
からな。」

「なのに婚約したのか?」

あ、悪いかよ。」

「いや、お前変わったな。」

あいつだけは手放したくないんだよ。」

「お前がそこまでいうなんてな。
柚真ちゃんのこと大切にしろよ?
...!俺がキングサイズのベッド
柚真ちゃんに内緒で送っといてやるよ。」

「まぢか。」
この先必要になるかもな。

「さんきゅー、櫂。」

「気にすんなよ。俺とお前の仲だろ(笑)」

「あぁ、そうだな。海莉ちゃんに
よろしくな。また顔を出すよ。」

「俺も遊びに行くよ。」

「あぁ。」


海莉ちゃん(カイリ)は櫂の彼女で
俺の2個下の21歳。

やっぱり櫂に会わすんじゃなかったな。
柚真は櫂のタイプだからな。
これからは気をつけよう。


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