必死に何度も



「44人中、44番の、
キミがいなきゃ、クラスじゃない。
クラスは、キミを求めてるよ!
キミは…大切な存在だから‼︎」




…我に帰ってハッとする。
なんか…でしゃばりすぎたかな?




「俺は、いなくても大丈夫だろ‼︎‼︎」




「大丈夫なわけないよ‼︎」




「みんな、俺のことなんか知らねぇ
くせに‼︎
いてもいなくても別に一緒
じゃねぇか‼︎‼︎」




「…っ、それは…」




「…出てけよ。もう来んな。
俺のことなんか忘れろ」




…あぁ、やっちゃったぁ…
まぁ、こんなとこで折れないけど。






ガラガラと
病室のドアを開けた。






そして、こう告げた。
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