恋のおわり。
「岡島君にもおつまみとってあげて奈緒ちゃん」


「えっ、はい」


皿を佳菜子さんから受け取りどれがいいか岡島君に聞きながらのせて渡した。


「ありがとう」


「どういたしまして」


私達のやりとりをニタニタと見ている佳菜子さんの視線。


「岡島君は奈緒ちゃんのどこが好き？」


なっっ。


「何、言い出すんですかっ、佳菜子さん。
酔っぱらっちゃったんですか？」


慌てる私を見てる岡島君と目があう。
微笑んだ岡島君が佳菜子に


「穏やかな所です。奈緒さんといたら楽しいです」


返事する。


「おっ、岡島とうとう男を見せたな」


「それって奈緒と付き合いたいって事よね。ねっ？」


さやかが前のめりで岡島君に聞いてくる。


「はい。奈緒さんとお付き合いしたいです」


佳菜子さんが拍手して
ワァー、キャーと言ってるさやかの声が響いた。


















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