恋のおわり。
岡島君が発つまで残り十日。
少しでも側にいたくて岡島君のマンションから会社に向かう事にした。
「おはよう。奈緒さん」
「おはよう」
岡島君のお弁当を詰めていた。
後ろから私を抱き締めてお弁当の中身を見た。
「旨そっ。ありがとう」
「陵太朗君が帰って来るまでにもっと勉強しとく。美味しい料理作れるように」
「奈緒が一番、美味しい」
首筋に岡島君がキスをしてきた。
「もぅー。朝から何言ってるの?
ちょっ、くすぐったい」
フフフと笑いながら何度もキスする岡島君に振り向いて抗議する。
「ごめん。ごめん。奈緒さん、顔赤いよ」
美味しいなんて朝から言うからじゃない。
うつむいた私の頬を両手で持ち上げ
「日曜日に奈緒さんの両親に会いに行きたい。
俺を婚約者として紹介してほしい」
「…はい」
急に真剣な表情で言うんだもん。
朝からドキドキさせないでよ。
「…キスしていい?」
うなづいて目を閉じて岡島君を待った。
なかなか来ない温もりに目を開ける。
にっこり笑ってる岡島君が目に入る。
「…何?」
「奈緒のキス顔、焼き付けとこうと思って」
「……」
ますます熱くなる頬。
岡島君の手が私の顔を傾け優しいキスが落ちてきた。包み込むような優しいキス。
朝なのにドキドキが止まらない。
少しでも側にいたくて岡島君のマンションから会社に向かう事にした。
「おはよう。奈緒さん」
「おはよう」
岡島君のお弁当を詰めていた。
後ろから私を抱き締めてお弁当の中身を見た。
「旨そっ。ありがとう」
「陵太朗君が帰って来るまでにもっと勉強しとく。美味しい料理作れるように」
「奈緒が一番、美味しい」
首筋に岡島君がキスをしてきた。
「もぅー。朝から何言ってるの?
ちょっ、くすぐったい」
フフフと笑いながら何度もキスする岡島君に振り向いて抗議する。
「ごめん。ごめん。奈緒さん、顔赤いよ」
美味しいなんて朝から言うからじゃない。
うつむいた私の頬を両手で持ち上げ
「日曜日に奈緒さんの両親に会いに行きたい。
俺を婚約者として紹介してほしい」
「…はい」
急に真剣な表情で言うんだもん。
朝からドキドキさせないでよ。
「…キスしていい?」
うなづいて目を閉じて岡島君を待った。
なかなか来ない温もりに目を開ける。
にっこり笑ってる岡島君が目に入る。
「…何?」
「奈緒のキス顔、焼き付けとこうと思って」
「……」
ますます熱くなる頬。
岡島君の手が私の顔を傾け優しいキスが落ちてきた。包み込むような優しいキス。
朝なのにドキドキが止まらない。