シスコン総長VS溺愛総長!? 2R
「ど?おいしい?」
「うん!」
「そっか」
あたしの反応をうかがって、自分のにもかじりついたケイタ。
「ケイタも、美味しい?」
そう聞けば、少し驚いた顔の後に
「うん、美味しい」
いつものように優しく笑ってくれる。
「また、お前らだけ食って‥」
後ろから聞こえた低い声。
『あ、』
「お前ら、俺のこと忘れてただろ」
「ついでに俺の事も!」
「うん、もうすっかりと」
ケイタの言葉にぴきりと青筋を立てる2人。