シスコン総長VS溺愛総長!? 2R

「ど?おいしい?」


「うん!」


「そっか」


あたしの反応をうかがって、自分のにもかじりついたケイタ。


「ケイタも、美味しい?」


そう聞けば、少し驚いた顔の後に


「うん、美味しい」


いつものように優しく笑ってくれる。


「また、お前らだけ食って‥」


後ろから聞こえた低い声。


『あ、』


「お前ら、俺のこと忘れてただろ」


「ついでに俺の事も!」


「うん、もうすっかりと」


ケイタの言葉にぴきりと青筋を立てる2人。


< 39 / 57 >

この作品をシェア

pagetop