俺様系男子の恋愛フラグが立つとき

教室に戻るとやっぱり隅っこで必死にノートに何かを写している彼女



たぶん宿題なんだろうけど
あの量のノートを写すには今日1日費やさないと無理だろう。


ああ、ほらまた…



クラスメート「高松さん、うちらのもお願い！」



姫奈「え？あー…うん！」


新たに2冊が積み重なりノートのタワーができる

　

馬鹿だろ。

断ればいいのに。



とか思って見つめているとパッチリ目が合ってしまった。


姫奈「……っ！」


たちまち頬を赤らめてそっぽを向いた彼女。

必死にシャーペンを動かしては消してを繰り返す。




なに…

アイツ俺のことが好きなの？




ニヤリと口角をあげ笑う和葉。