私の好きな人は君…

私はおもしろそうな本を借りた。

「あっ。いた。」

昼休み。

中庭に行くと、いつも通り沙良ちゃんがいた。

「沙良ちゃん!」

「わっ!!」

後ろから声をかけるとびっくりされた。

当たり前か。

「心愛ちゃんか…一瞬誰かと思ったよ。どうしたの?」

「ん?なに読んでるのかな~って思って!いつもここで読んでるでしょ?」
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