誰かのために
『プルルルルップルルルルッ』

あたしの携帯がなる。
菜美からだ。少し救われた。
ちょっとお話をして、電話をきった。鞄に携帯をしまうと拍子にクシャクシャの紙屑が出てきた。

開くと、岡崎君のアドとケイバンがかいてあった。一応、メェルしておいた。

《こんにちゎ♪
アド教えてくれてあり がとう)^o^(
これからよろしくね!!
090-****-***** 》

そうしたら、すぐに電話がかかってきた。でも、無視した。これ以上岡崎君と仲良くしたくなかったから。
でもね、なぜだか分からないけど心が暖かくなってドキドキする。

どうしてだろう。この気持ちはなんていうの??
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