誰かのために
自分の席まで歩いて行くと、隣の席が空いていた。
転校生でも来るのかな??

『紗姫と同じクラスだ!!嬉しいな♪よろしくね♪』

全然知らない子【前の席の子】に話し掛けられた。でも、その子と話したことがあるかもだから…。

『よろしくね♪』

と、言っておいた。そして、こっそり彼女の生徒手帳をみて葵という名前としった。そして、先生の話し中にもかかわらず、葵とずっと話していた。

そして、先生が突然あたしを指差した、のでなくてあたしの隣の席を指差した。
『おまえら、橘の隣が何故空いているかわかるか??』
そんなの決まってんじゃん。転校生でしょ。
そう思って黙っていると…先生は嬉しそうに

『転校生だよっ!!ガハハハハ』
といい、思いきりドアを開けた。すると………
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